アジア太平洋地域のマリオット・インターナショナル傘下のホテルが、ホテル運営におけるサステナビリティへの取り組みを強化

 マリオット・インターナショナル(本社:米国 メリーランド州、社長兼最高経営責任者:アーニ・ソレンソン)は、当社がフラグシップに掲げる社会貢献及びサステナビリティ(持続可能性)のプラットフォームが2周年を迎えたことを記念し、アジア太平洋地域にてサステナブルな運営の取り組みをさらに強化していくことを発表いたしました。ホテル先導のものから地域の、そしてグローバルのイニシアティブまで、マリオット・インターナショナルはよりサステナブルな事業運営に向け、革新的な手法を見出してまいります。

 「旅行者は、自身が訪れる旅行先に与える観光の影響をこれまで以上に重要視するようになっており、当社としてサステナビリティへの取り組みや進捗状況について、透明性を保つことが重要であると考えております。当社は、過去2年間でアジア太平洋地域のサステナビリティを大きく前進させており、引き続き事業を展開する地域社会と環境にプラスの影響を与えてまいります」(マリオット・インターナショナル アジア太平洋 グループ・プレジデント、クレイグ・スミスのコメント)

 アジア太平洋地域において、マリオット・インターナショナルは2017年に設立したグローバルのサステナビリティと社会貢献プログラム、『サーブ360​​:あらゆる角度からの社会貢献(Doing Good in Every Direction)』を通じて、建設的かつ持続可能なインパクトを生み出しています。2025年末までに、当社は埋め立てごみ処理場への廃棄を45%、食品廃棄物を50%削減し、水使用量原単位と二酸化炭素排出原単位をそれぞれ15%と30%削減いたします。アジア太平洋地域に740を超える宿泊施設を擁する当社は、その企業サイズとスケールをを引き続き有効的に活用し、社会貢献に取り組みます。

 マリオット・インターナショナルは8月に、2020年末までに客室の使い捨てバスアメニティボトルを、より大容量のポンプ式ヘッドのボトルに切り替えるというグローバル規模の取り組みを発表しました。地域単位では、より効率的な施設やサービスを提供するため、各ホテルの運営を通じてサステナビリティに取り入れるとともに、地域社会のために地域コミュニティと連携しています。

埋め立て廃棄物及び食品廃棄物の削減
 マリオット・インターナショナルは、プラスチック廃棄物の量を削減するために、廃棄物管理とリサイクルの取り組みを発展させています。過去2年間、当社は世界中のすべてのホテルで使い捨てのプラスチック製ストローとマドラーを廃止する計画や、客室の小さな使い捨てバスアメニティボトルをより大きなポンプ式ヘッドのボトルに切り替える施策により、プラスチック削減にグローバル規模で取り組んでまいりました。現在進めているバスアメニティボトルを切り替えるという取り組みが全世界のホテルで完全に実施されると、770トン以上のプラスチック廃棄物の発生を防ぐこととなります。これは現在の水準から年間30%の削減となります。また当社は、食べられるストロー、海洋分解性や堆肥化可能な海藻ストローなど、使い捨てプラスチックの代替品の研究を続けていきます。アジア太平洋地域のホテルでは、Wバリ-スミニャックの「魚のゴビーに餌をあげよう(Feed Goby the Fish)」など、地域ごとの活動でこうした取り組みを補完しています。金属製の魚“ゴビー”は、リサイクルのための使用済みプラスチック(餌)で満たされ、プラスチックを食べる「魚」が世界でゴビーだけであるべきだということをゲストに気づかせようとするものです。

 マリオット・インターナショナルには、リサイクルサービスを活用できる場合に、各ホテルにてすべての部屋にリサイクルボックスを設置し、対象物を回収することを課すゲストルームのリサイクル基準があります。これを実現するために、当社は各ホテルが回収と廃棄を容易にできるよう、リサイクルボックスと案内板を客室に設置するよう促進しています。アジア太平洋地域のホテルでは、リサイクル可能な廃棄物からユニークな新製品を生み出すことでその役割を果たしています。マリオット・マニラ・ホテルでは、フィリピンろう学校(Philippines School for the Deaf)とフィリピン赤十字社に、使い捨てプラスチックで学校の椅子を製作し、地域の学生により良い学習機会を提供しています。また、ザ・リッツ・カールトン・ミレニア・シンガポールは、ゲストからアルミ製飲料缶のリングタブを集め、必要としている人のための義肢に換えています。

 また、マリオット・インターナショナルはアジア太平洋地域に2,800軒を超えるレストランとバーを展開し、革新的なダイニングコンセプトを通じて食品廃棄物を削減しています。バンコク・マリオット・マーキス・クイーンズパークホテルは、バンコク最大のオールデイ・ダイニングレストランの1つである「Goji Kitchen + Bar」で、パイナップルの皮をカクテルに使うなど、すべての材料を最大限に活用する「セカンド・ラブ(第二の愛)」コンセプトを開始しました。このホテルは、バンコクの恵まれない人々に食事を再分配するScholar of Sustenance Foundation Thailand(SOS)というネットワークに、平均約37.6キロ(83ポンド)の食料を寄付しています。当ホテルは食品廃棄物に関する誓約(Pledge on Food Waste)認証を取得した世界で最初の都市型5つ星ホテルになり、食品廃棄物ゼロを達成するという当社の目標に向けて活動を続けています。

 サステナブルに配慮した会場を探している企業が増えているため、マリオット・インターナショナル傘下のホテルは会議やイベントで廃棄物を減らす手段を積極的に探しています。アテネホテル,ラグジュアリーコレクションホテル,バンコクは、環境に優しい素材と軽食を含む「グリーン・ミーティング・パッケージ」を提供しています。ホテルのすべての会議場とミーティングルームはエネルギー消費を最小限にしており、イベント・サステナビリティ・マネジメント・システム規格(ISO20121)を達成した世界初のホテルとなりました。

責任ある調達と地元調達
 2025年までに、マリオット・インターナショナルは、すべての農産物の50%を地元で調達し、動物性タンパク質(牛肉、卵、子羊、豚肉、鳥・鶏肉を含む)、クリーニング用品、ボトルウォーター、ココア、コーヒー、ゲストルームのアメニティ、紙製品、シーフード、砂糖、布類といった、上位10品目の95%を責任を持って調達いたします。 JWマリオット・プーケット・リゾート&スパは、ホテル内のボトルウォーターの使用を減らすために、空気中の水分から飲料水を作り出す発電用水システム(ジェネレーション・ウォーター・システム)を設置しました。このシステムは2019年に200万本以上のペットボトルを削減し、当社の廃棄物削減と責任ある調達目標に大きく貢献することが期待されています。

 マリオット・インターナショナルは、世界中のすべてのホテルで「責任あるシーフードに対する認識・教育プログラム」を開始し、飲食店でシーフードの代替種を検討することを奨励しています。新しくオープンした香港海洋公園マリオット・ホテルは、すべてのレストランとケータリングでサステナブルなシーフードのみを使用し、全メニューを世界野生生物基金(World Wildlife Fund)の基準に準拠するよう設計しました。オーストラリアではWブリスベンのThree Blue Ducksレストランが、地元の新鮮かつ誠実な食品を使用したクイーンズランドの地域性を意識したメニューを考案しました。 

ホテル運営を通じた水使用量削減
 アジア太平洋地域の水資源に対する危機感が高まっている中、マリオット・インターナショナルでは水とエネルギー消費を削減するための節水戦略を実施しています。 2025年までに、当社は水の使用量削減、水処理及び集水の取り組みを通じて、水使用量原単位を15%削減します。インドのル・メリディアン・マハバレーシュワ・リゾート&スパは、ゲストルームに高効率シャワーを設置し、廃水を処理してホテルの御手洗洗浄システムで使用することで活動を促進しています。

マリオット・インターナショナルについて
マリオット・インターナショナル(NASDAQ: MAR、本社: 米国メリーランド州ベセスダ)は、132カ国・地域に30のブランド、 合わせて7,000軒以上の宿泊施設を擁するホスピタリティ企業です。世界中でホテルの運営およびフランチャイズや、リ ゾートのオーナーシップ・プログラムを展開しています。また、これまでのマリオット リワード、ザ・リッツ・カールトン・リワード、スターウッドプリファードゲスト(SPG)に代わり、現在ではひとつになった旅行プログラム、Marriott Bonvoy (マリオット ボンヴォイ)を提供しています。詳しい情報は、www.marriott.com をご覧ください。また最新の企業ニュースは www.marriottnewscenter.com をご覧ください。Facebook や Twitter (@MarriottIntl)、 Instagram (@MarriottIntl)でも情報発信しています。